芳賀郡市民体育祭が開催され、茂木町からも３００人の選手が２０競技に出場した。猛暑の中を頑張ってくれた結果、女子バスケットボールが優勝、剣道、相撲などが準優勝の栄冠を手にした。
私も若かりしころ、バスケットの選手として何度も出場をさせていただいたが、学生のころのクラブ活動とは違って、社会人となって町の代表として戦うことに、誇りのようなものを感じながらの戦いであったことを思い出す。
仕事を持ちながらの練習は、なかなか組織的な練習ができずに悩んだものだが、それでも、共にひとつの目標に向かって頑張っていると、いつしか気持ちが通じ合うようになり、いわゆる「あうんの呼吸」というようなプレーが次々とできるようになった。そうしたときのチームは本当に強かったと思う。
私は「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉を信じている。ぜひ、郡市民体育祭のような機会にスポーツを通じて心も体も健康になってもらうとともに、多くの人との親睦の輪を広げてもらいたいと思う。