ねんりんピックにおいて、茂木町は「将棋」の競技会場となりました。北は北海道から南は沖縄まで、地区予選を勝ち抜いた１８９名の皆さんが団体、個人戦で熱い戦いを繰り広げました。最高齢は９４歳の男性。
会場にいると、ピリピリした張りつめた空気が漂っていて、見ているだけで疲れてしまうような雰囲気でした。そっと横から観戦させていただきましたが、私では考えもつかないような手が繰り広げられるのには驚きました。いったい選手の皆さんは、何手先まで読めるのだろうと思ったほどです。
なお、将棋交流会の開会式アトラクションとして、茂木町の無形文化財「河井のささら」が披露されましたが、その艶やかな衣装と舞は初めて見たであろう選手の皆さんからも大変な拍手喝采をいただきました。
台風の影響で全体では多くの競技が中止となったようですが、体育館の中での将棋大会は、予定通り、無事終了することができました。スローガン通り、多くの皆さんが長寿の花を咲かすことができたことと思います。選手の皆さん、お疲れさまでした。また来年、山口県でお会いしましょう。