町長の部屋 11月13日号
放射能指定廃棄物の処分問題
放射能指定廃棄物の処分問題をめぐり、市町長会議が県公館で開かれた。候補地として指名された塩谷町の見形町長さんや住民の方々の気持ちを思うと、言葉が見つからない。その一方で、県内170カ所に放置されている今の保管状況を考えれば、一日も早い処分場の建設は必要だ。その狭間でみんな揺れ動いているのだと思う。
それにしても今回明らかになったが、これまでの会議での議論内容については、とらえ方が人によってマチマチであったということだ。塩谷の町長さんの主張するように、「何も決まっていないし、了解もしていない。」という首長さんもいれば、私のように、賛否の決や明確な同意は無かったものの、現状の危険性を認識した上で選定方法などについては、「消極的ではあるが仕方がないという程度までの承認はあった」ととらえている首長さんもいるのだ。また、福島への集中処理については、何度も議論し、国を通じて福島県に打診をしていただいたが、文書でお断りの回答を得ている。したがって、再度、その要望が出てくるとは思ってもみなかった。
いずれにしても、国には責任を持って前面に立って問題の解決に当たってもらいたいが、われわれ首長もまったくの傍観者となることは許されないだろうと思う。
それにしても今回明らかになったが、これまでの会議での議論内容については、とらえ方が人によってマチマチであったということだ。塩谷の町長さんの主張するように、「何も決まっていないし、了解もしていない。」という首長さんもいれば、私のように、賛否の決や明確な同意は無かったものの、現状の危険性を認識した上で選定方法などについては、「消極的ではあるが仕方がないという程度までの承認はあった」ととらえている首長さんもいるのだ。また、福島への集中処理については、何度も議論し、国を通じて福島県に打診をしていただいたが、文書でお断りの回答を得ている。したがって、再度、その要望が出てくるとは思ってもみなかった。
いずれにしても、国には責任を持って前面に立って問題の解決に当たってもらいたいが、われわれ首長もまったくの傍観者となることは許されないだろうと思う。
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