町長の部屋 9月2日号
芳賀地区の救急医療
平成26年度と今年度前半の芳賀地区広域行政事務組合消防本部の救急搬送状況が明らかになった。それによると、平成26年度出場件数は6,461回、搬送人員は6,168人であり、過去最高の数字であった。受け入れが最も多いのは芳賀赤十字病院であり、約4,000人の救急患者を受け入れている。今年度前半は、26年度の数字をはるかに超える勢いで伸びているという事だ。
道路網や救急装備が整備され、消防職員の技術も向上し、ドクターヘリまでも導入され、これまで救えなかった命も救えるようになったことは、とても素晴らしい事だと思う。
その一方で、受け入れる側を見ると、消防職員も病院も今のままでいけば早晩パンクすることは必定だ。医師の診断によれば、救急患者の3割ほどは軽傷の部類に入り、また、タクシー代わりに救急車を呼ぶような悪質な事例もあるという。こういうことでは、本当に必要な人のための救急医療ができなくなる可能性もある。
町民の皆さまには、芳賀地区の救急医療の現状をご理解の上、ご協力をいただきたいと思っている。
道路網や救急装備が整備され、消防職員の技術も向上し、ドクターヘリまでも導入され、これまで救えなかった命も救えるようになったことは、とても素晴らしい事だと思う。
その一方で、受け入れる側を見ると、消防職員も病院も今のままでいけば早晩パンクすることは必定だ。医師の診断によれば、救急患者の3割ほどは軽傷の部類に入り、また、タクシー代わりに救急車を呼ぶような悪質な事例もあるという。こういうことでは、本当に必要な人のための救急医療ができなくなる可能性もある。
町民の皆さまには、芳賀地区の救急医療の現状をご理解の上、ご協力をいただきたいと思っている。
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