町長の部屋 2月17日号
石破地方創生担当相のジビエ発言
日本農業新聞によると、石破地方創生担当相が「農作物に被害を及ぼす野生鳥獣肉をジビエとして活用することが極めて意義あることだ」と述べたという。このフレーズは何度も多くの方々、特に都会の評論家の皆さんから語られてきたことだ。しかし、全国にジビエを普及させるのは容易でないことは、これまでの現場での取り組みが物語っている。担当相も、「捕獲、加工処理、販売の各段階の問題解決が不可欠だ」と言っているところをみると、現状は把握しているようだ。私は、那珂川町のイノシシ肉加工施設の例をみても、国が相当の覚悟を持って取り組んでくれないと、ジビエ普及の実現は難しいと思う。持続可能な取り組みとするからには、収益性ということが最も要求される事なのだ。

八溝ししまる
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