茨城交通の秋葉原駅から笠間・茂木・益子を高速バスで結ぶ路線「関東やきものライナー」の人気が高まっている。所要時間は最短で２時間５０分。料金は片道２０００円、往復なら３５００円という低料金だ。茂木町では逆川地区の「いい里さかがわ館」前が乗降所となっている。
　今年４月の利用者は往復で７０００人にのぼった。ちなみに、いい里さかがわ館前を利用した方は上り、下りを合わせると、２３０人程だ。多くは、ゴールデンウイークの笠間、益子の陶器市に利用したと思われる。
　いずれにしても、この高速バスが地域の振興に果たしている役割は大きい。今後の茂木町の課題は、やきものライナーを更に利用していただけるような観光スポットの掘り出しと逆川からの連絡交通機関だ。足元から茂木の魅力をもう一度見つめ直してみたい。