町長の部屋 5月30日号
オバマ米国大統領の広島訪問
オバマ米国大統領が、現職大統領としては初めて広島の地に降り立ち、広島平和記念公園で核廃絶への決意を訴えた。当初の予定を大きくオーバーした17分の演説は、聴く者の心を揺さぶり、被爆者の心にまで届いたのではないかと思われる。続いた安倍首相も日米で世界の平和と反映に力を尽くす決意を示した。
しかし、現実はそう簡単ではなさそうだ。世界の核保有国は9カ国にのぼり核開発疑惑国も2つあるが、それらの国は「核保有こそが外交戦略の最も効果的なカードである」と信じているからである。8,000個の核爆弾を持つアメリカ。その核の傘の下で庇護されている日本。高邁な理想と現実のギャップ。
よくよく考えれば、核兵器廃絶の鍵は、二人の首脳の言葉よりも、それを聴いた世界中の人々の思いとこれからの行動にこそあるのかも知れない。
しかし、現実はそう簡単ではなさそうだ。世界の核保有国は9カ国にのぼり核開発疑惑国も2つあるが、それらの国は「核保有こそが外交戦略の最も効果的なカードである」と信じているからである。8,000個の核爆弾を持つアメリカ。その核の傘の下で庇護されている日本。高邁な理想と現実のギャップ。
よくよく考えれば、核兵器廃絶の鍵は、二人の首脳の言葉よりも、それを聴いた世界中の人々の思いとこれからの行動にこそあるのかも知れない。
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