小貫観音堂・附石燈籠
栃木県指定有形文化財[建造物・考古資料]
昭和40年4月6日指定
◆所在地:小貫968番地/愛宕神社
◆構造:観音堂:三間四方5.4m×5.4m
◆向拝一間付、寄棟造、茅葺
◆燈籠:高さ1.91m
◆建立:正徳2年(1712)
観音堂は、三間四方向拝一間付き寄棟造り茅葺きの建物で、木造十一面観音立像を安置するために建てたものである。向拝柱に地紋を彫り要所に彫刻を施し、総体丹塗り、彫刻には彩色するなど華麗な建築で、内部に金欄巻を施し天井は折上げ格天井である。この建物は燈籠と同時代に建立されたものと思われる。
附石燈籠は春日燈籠で、正徳2年(1712)の銘がある。用材は花崗岩で、丁寧に彫られ石工の技術が見受けられる。全体の形は、欠損または破損個所が示す通り、分解し組み立て直したものといわれ、整った形とはなっていない。笠石の一部が欠けているのは、長い間の風雪に耐えたものである。
◆所在地:小貫968番地/愛宕神社
◆構造:観音堂:三間四方5.4m×5.4m
◆向拝一間付、寄棟造、茅葺
◆燈籠:高さ1.91m
◆建立:正徳2年(1712)
観音堂は、三間四方向拝一間付き寄棟造り茅葺きの建物で、木造十一面観音立像を安置するために建てたものである。向拝柱に地紋を彫り要所に彫刻を施し、総体丹塗り、彫刻には彩色するなど華麗な建築で、内部に金欄巻を施し天井は折上げ格天井である。この建物は燈籠と同時代に建立されたものと思われる。
附石燈籠は春日燈籠で、正徳2年(1712)の銘がある。用材は花崗岩で、丁寧に彫られ石工の技術が見受けられる。全体の形は、欠損または破損個所が示す通り、分解し組み立て直したものといわれ、整った形とはなっていない。笠石の一部が欠けているのは、長い間の風雪に耐えたものである。
お問合せ先
- ふみの森もてぎ 図書文化係
- TEL: 0285-64-1023
- FAX: 0285-63-3024