芳賀地区消費生活センターによれば、最近、インターネットトラブルが急増しているという。「中学生がスマートフォンでアダルトサイトにアクセスしてしまった」「子どもが父親のスマートフォンでゲームをしていたが、知らずに有料アイテムにタッチしてしまった」これらのいずれもが、後に何十万もの請求をされ、あわてて消費生活センターに相談に駆け込んだものだ。中にはすでに請求通りの支払いをしてしまった者もいた。
　センターでは、子どもにオンラインゲームをさせる時には、その仕組みを理解した上で利用させることや、また、親のクレジットカードに無断で触らせないようにするなどの呼び掛けをして、被害防止に努めている。
　一人一台の携帯電話は私たちの暮らしを大きく変えたが、それに伴い、思いもよらない犯罪が新たに生まれてきている。気をつけなければならない。