町長の部屋 2月13日号
南三陸視察
消防団幹部研修に同行して、東日本大震災で被災した南三陸を訪問しました。今回、あらためて現地の方のお話をお聞きしましたが、人々の心の傷はまだまだ癒えていないと痛感しました。
おばあちゃんの話。「チリ地震の時の経験のある年寄りは、地震の後、すぐに津波を思い起こし安全な場所に避難しました。しかし、海沿いに居を構えていた若い人たちの多くが、地震の後、自分の家が心配で海に向かってしまい、命を落としてしまいました。」
当時、小学1年生の子のお母さん。「地震の後、すぐに小学校に子どもを迎えに行きました。近所の子もと思ったのですが、お母さんが幼稚園に回ってから迎えに来てくれることになっていると言うので、置いてきてしまいました。結果的には、幼稚園で子どもを乗せたお母さんの車も、小学校に置いてきた子ども津波にのまれてしまいました。悔やまれてなりません。」
また、あるお母さんは、「この辺りのお母さん方は、震災の後、皆、ユンボの免許を取りました。がれきの中から自分の子どもの遺体を探し出すためです。」みんな、涙、涙でした。
被災した東北に対し、物心共の支援がまだまだ必要であることを思い知らされました。
おばあちゃんの話。「チリ地震の時の経験のある年寄りは、地震の後、すぐに津波を思い起こし安全な場所に避難しました。しかし、海沿いに居を構えていた若い人たちの多くが、地震の後、自分の家が心配で海に向かってしまい、命を落としてしまいました。」
当時、小学1年生の子のお母さん。「地震の後、すぐに小学校に子どもを迎えに行きました。近所の子もと思ったのですが、お母さんが幼稚園に回ってから迎えに来てくれることになっていると言うので、置いてきてしまいました。結果的には、幼稚園で子どもを乗せたお母さんの車も、小学校に置いてきた子ども津波にのまれてしまいました。悔やまれてなりません。」
また、あるお母さんは、「この辺りのお母さん方は、震災の後、皆、ユンボの免許を取りました。がれきの中から自分の子どもの遺体を探し出すためです。」みんな、涙、涙でした。
被災した東北に対し、物心共の支援がまだまだ必要であることを思い知らされました。

南三陸の海
参考リンク
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