町長の部屋 9月20日号
今年もまた、栃木県指定民俗文化財(無形)「河井のささら」の奉納式が八幡宮の境内で行われた。衣装のあでやかさと子どもたちの舞いの激しさ、笛の音のもの悲しさが何とも言えない雰囲気を醸し出し、見ている者を魅了する。
ところで、「河井のささら」の歴史は、今から900年も前の永保3年(1083年)にさかのぼる。八幡宮の社はさらに古く、天平宝字元年(757年)の創建とされている。山火事によって1度焼失した後、万延元年(1860年)に再建され、その社が今に残る社だ。柱と壁に施されている彫刻を見ると相当の彫師のものと想像され、また奉納されているもっとも古い絵馬には文久3年(1863年)の文字がある。江戸末期、明治維新の夜明け前のことだ。
「河井のささら」を今日まで維持保存してくるのには、地元関係者の皆さんの相当なご苦労があったものと推察される。これからも次の世代にしっかりと引き継いでもらいたいと思う一方で、行政としても物心両面にわたって支援していかなければと思うのだ。
ところで、「河井のささら」の歴史は、今から900年も前の永保3年(1083年)にさかのぼる。八幡宮の社はさらに古く、天平宝字元年(757年)の創建とされている。山火事によって1度焼失した後、万延元年(1860年)に再建され、その社が今に残る社だ。柱と壁に施されている彫刻を見ると相当の彫師のものと想像され、また奉納されているもっとも古い絵馬には文久3年(1863年)の文字がある。江戸末期、明治維新の夜明け前のことだ。
「河井のささら」を今日まで維持保存してくるのには、地元関係者の皆さんの相当なご苦労があったものと推察される。これからも次の世代にしっかりと引き継いでもらいたいと思う一方で、行政としても物心両面にわたって支援していかなければと思うのだ。

まずは本殿で祭典を行いました

奉納された絵馬

華麗な舞いを披露
参考リンク
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