町長の部屋 3月8日号
国は農村振興のためにジビエ(野生鳥獣肉)の利用を2019年度に倍増させるという計画を打ち出した。
国がジビエのビジネス化に本腰を入れ始めたのは良いことだと思う。ただし、今発表されている程度の計画では大した成果にはならないと思われる。加工場整備や移動式解体処理車、保冷施設の導入支援程度だけではビジネス化は無理だろう。一時的には物珍しさも手伝って話題を呼ぶだろうが、長続きはしないと思われる。理由は簡単。牛や豚の肉の方が「安くておいしい」からだ。「そんなことはない、イノシシもシカもおいしいし何より健康に良い」などという人もいるが、それなら子どもたちに食べさせてみたらどうだろう。圧倒的多数の子どもたちが、牛や豚に軍配を上げるだろう。
ジビエのビジネス化を成功させるためには、施設や備品の整備に対する補助率のかさ上げや、最低でも5年間の事業赤字の補填(ほてん)くらいまで踏み込まなければ難しいと私は考える。
国がジビエのビジネス化に本腰を入れ始めたのは良いことだと思う。ただし、今発表されている程度の計画では大した成果にはならないと思われる。加工場整備や移動式解体処理車、保冷施設の導入支援程度だけではビジネス化は無理だろう。一時的には物珍しさも手伝って話題を呼ぶだろうが、長続きはしないと思われる。理由は簡単。牛や豚の肉の方が「安くておいしい」からだ。「そんなことはない、イノシシもシカもおいしいし何より健康に良い」などという人もいるが、それなら子どもたちに食べさせてみたらどうだろう。圧倒的多数の子どもたちが、牛や豚に軍配を上げるだろう。
ジビエのビジネス化を成功させるためには、施設や備品の整備に対する補助率のかさ上げや、最低でも5年間の事業赤字の補填(ほてん)くらいまで踏み込まなければ難しいと私は考える。

ジビエの有効利用は町にとっても重要だ
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