先日の議会の一般質問で、平野議員から、「町は町民に対し介護制度をもっと理解していただけるよう努力すべきではないか。町民の中には、制度を利用する前提として介護の認定を受けなければならないことや認定してもらうのにお金がかかると思っている人も多い」というご指摘を受けた。なるほどと思った。
　実は、昨年暮れ、私の両親も９０歳を越えて、いよいよ介護保険を利用しなければならない段階となり、２人そろって介護の認定を受けた。手続きなどは全て妻に任せっきりであったが、あとから妻からいろいろと報告を受けて「なるほど」と思うようなこともあった。
　私たち、行政に携わるものにとっては「こんなことは言わなくとも判ってくれているだろう」と勝手に思い込んでいることもあるのかもしれない。町民の皆さんには、一から丁寧にかみ砕いて、分かりやすい説明を心掛けなければならないし、特に介護や医療、教育などの項目は直接町民に関係する分野で、今後は、少しでもご理解いただけるよう、繰り返し分かりやすく広報していかなければならないと思う。