今月は上京することが多い。来年度の国の予算編成に合わせて、予算確得のための要望活動を行うためだ。「道路整備」「治水・砂防事業」などをはじめ、さまざまな事業に何とか予算をつけていただこうと政府・与党や国会議員の先生方にお願いをして回る。
　「そんなことをして何になる」と冷めた目で見る方もいるが、私自身はこうした活動はとても大切であると思っている。それは、地域の実情を一人でも多くの国会議員の先生方にわかっていただきたいという思いと、大会での意見発表などを聞いたり、全国から集まった首長さん方のお話を伺ったりすることで、私自身も大変勉強になるからだ。首長としては、常に、国や県や他市町、また、経済界、農業界など各種団体の動きに敏感でなければと思っているのだ。