町長の日記 8月26日号
厚生労働省が全国の学童保育(放課後児童クラブ)の実態調査に乗り出すこととなった。
調査は、親のニーズ調査を中心に行われ、より使いやすい施設にすることが目的と聞くが、一言申し上げておきたい。
そもそもこの制度は働く親を支援する為と、「かぎっ子児童」をなくすための施策であり、あくまで、放課後、安全に子どもをお預かりするということが主な目的だ。ところが近年、「宿題を見てほしい」「ピアノを教えてほしい」「もっと、夜まで預かってほしい」「土、日曜も開設してくれないか」など、保護者からの要望は増えるばかりだ。町としては、できるかぎり様々な要望に応えたいと指導員の皆さんが頑張ってくれているが、宿題とかピアノとかについては、これは筋違いではないかと思っている。学童保育は教育施設ではないのだ。また、土、日曜はお父さんもお母さんも、できるだけ子どもとの交流を深めてもらいたい。
今回の国のアンケートに対し、「あれも、これも」と多種、多様な意見が出てくると思われる。しかし、それらを見て、「期待に応えて」と現場に「あれもやりなさい、これもやりなさい」などと国が指示することだけはやめて頂きたいと申し上げたい。
調査は、親のニーズ調査を中心に行われ、より使いやすい施設にすることが目的と聞くが、一言申し上げておきたい。
そもそもこの制度は働く親を支援する為と、「かぎっ子児童」をなくすための施策であり、あくまで、放課後、安全に子どもをお預かりするということが主な目的だ。ところが近年、「宿題を見てほしい」「ピアノを教えてほしい」「もっと、夜まで預かってほしい」「土、日曜も開設してくれないか」など、保護者からの要望は増えるばかりだ。町としては、できるかぎり様々な要望に応えたいと指導員の皆さんが頑張ってくれているが、宿題とかピアノとかについては、これは筋違いではないかと思っている。学童保育は教育施設ではないのだ。また、土、日曜はお父さんもお母さんも、できるだけ子どもとの交流を深めてもらいたい。
今回の国のアンケートに対し、「あれも、これも」と多種、多様な意見が出てくると思われる。しかし、それらを見て、「期待に応えて」と現場に「あれもやりなさい、これもやりなさい」などと国が指示することだけはやめて頂きたいと申し上げたい。

指導員の皆さんの助けがあって、初めて成り立つのだ
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459