町長の日記 12月16日号
文科省は大学入試改革の「英語民間試験」に続いて、「国語と数学の記述式問題」についても延期の決定を下した。当然だと思う。
私達の頃は共通試験ではなく、全て一発勝負であった。その後、大学進学率が増加したこともあり、ある程度の足切りが必要との観点から共通一次試験の導入になったものと理解している。これが偏差値教育をあおったという批判もあるようだが、基礎学力がない者、進学などしたくないと思っている者を無理に大学に送り込むことの方が、よほど問題だ。ただし、各大学が行なう2次試験にまで国が口を出してくるのはいかがなものか。とんがったユニークな人材が欲しいと思っている大学もあるだろうし、英語民間試験などは必要でないというところもあるかもしれない。しかるに、国が押し付けるように入試改革を進め、どの大学にも同じような基準で合格者を決めさせようとするようなやり方には納得がいかない。大学には個性があり、また、自治権も学問の自由も保障されている。
更にいえば、こういう時だからこそ大学側も入試制度のあり方について、もっと積極的に主体性を持って発言しても良いのではないだろうか。
私達の頃は共通試験ではなく、全て一発勝負であった。その後、大学進学率が増加したこともあり、ある程度の足切りが必要との観点から共通一次試験の導入になったものと理解している。これが偏差値教育をあおったという批判もあるようだが、基礎学力がない者、進学などしたくないと思っている者を無理に大学に送り込むことの方が、よほど問題だ。ただし、各大学が行なう2次試験にまで国が口を出してくるのはいかがなものか。とんがったユニークな人材が欲しいと思っている大学もあるだろうし、英語民間試験などは必要でないというところもあるかもしれない。しかるに、国が押し付けるように入試改革を進め、どの大学にも同じような基準で合格者を決めさせようとするようなやり方には納得がいかない。大学には個性があり、また、自治権も学問の自由も保障されている。
更にいえば、こういう時だからこそ大学側も入試制度のあり方について、もっと積極的に主体性を持って発言しても良いのではないだろうか。
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