町長の日記 2月3日号
先週の下野新聞の一面に、「茂木で住居集団移転案」という見出しの記事が掲載され、何人かの町民の方からお問い合わせがありましたので、ここでご説明をしておきます。
昨年10月の台風19号では那珂川周辺の家屋に大きな被害がでました。特にいくつかの地域では、近年、多発する大雨により被害が相次いでいます。そうした中で、町としては抜本的な解決策が必要との見地から、那珂川を管理する国に対し、その対策を示して欲しい旨の申し入れをしました。その申し入れの中で、町としては被災地域の集団移転という方策も検討して欲しいという提案をさせて頂いた所です。国は栃木・茨城両県の那珂川流域の自治体の意見を聴取し、この度、「那珂川流域治水対策プロジェクト」を発表しましたが、氾濫による浸水被害が発生した茂木町においては、町の申し入れを受けた形で「住居の集団移転も検討」との案をお示しくださったという事です。しかし、この事業を実施するには、まずは対象地域の住民がどう考えるかが最も大切なことです。住民の同意なくしては一歩も進めません。町としては、まだ正式な意向調査をしている訳ではありません。したがって、「まだ何も決まっていない」としたところです。
私としては住民の生命財産を守るためにも、この提案を真摯に受け止め、検討に入るべきだと思っています。ともかく、今回のような被害が二度と起こらないように、あわないように、あらゆる対策を検討することは行政としての当然の責務だと思っています。
昨年10月の台風19号では那珂川周辺の家屋に大きな被害がでました。特にいくつかの地域では、近年、多発する大雨により被害が相次いでいます。そうした中で、町としては抜本的な解決策が必要との見地から、那珂川を管理する国に対し、その対策を示して欲しい旨の申し入れをしました。その申し入れの中で、町としては被災地域の集団移転という方策も検討して欲しいという提案をさせて頂いた所です。国は栃木・茨城両県の那珂川流域の自治体の意見を聴取し、この度、「那珂川流域治水対策プロジェクト」を発表しましたが、氾濫による浸水被害が発生した茂木町においては、町の申し入れを受けた形で「住居の集団移転も検討」との案をお示しくださったという事です。しかし、この事業を実施するには、まずは対象地域の住民がどう考えるかが最も大切なことです。住民の同意なくしては一歩も進めません。町としては、まだ正式な意向調査をしている訳ではありません。したがって、「まだ何も決まっていない」としたところです。
私としては住民の生命財産を守るためにも、この提案を真摯に受け止め、検討に入るべきだと思っています。ともかく、今回のような被害が二度と起こらないように、あわないように、あらゆる対策を検討することは行政としての当然の責務だと思っています。
参考リンク
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459