町長の日記 2月25日号
とうとう、本県においてもコロナウイルス感染症患者が確認された。これを受けて、県は即座に対策本部会議を開催し、その旨を各市町に知らせるとともに会議終了後、記者会見を行った。内容については、県南健康福祉センター管内の60歳の女性が、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を下船し自宅で待機していたが、3日後に発熱、医療機関で検査を受けた結果、陽性であることが判明したというものであった。
「いずれは県内にも来るだろう」と覚悟はしていたが、現実のものとなると驚きと戸惑いは大きい。ただし、いたずらに騒ぎ立てるのではなく「冷静な対応」に徹したい。
ひとつ気になることがある。「情報公開」ということだ。国民の8割は積極的に開示すべき、という世論調査の結果が出ているが、患者らのプライバシー保護の観点から考えると、なかなか難しいところもある。テレビ討論会である国会議員が、「地域によっても事情が違うので、地域の首長さんの判断に任せても良いのではないか」という発言をしていたが、これは、国の責任逃れだ。私は、国から流れてくる情報は全て町民に知らせるつもりでいるが、それ以上でも以下でもない。今後、こうしたことも国においてしっかりした指針を策定すべきと思う。
「いずれは県内にも来るだろう」と覚悟はしていたが、現実のものとなると驚きと戸惑いは大きい。ただし、いたずらに騒ぎ立てるのではなく「冷静な対応」に徹したい。
ひとつ気になることがある。「情報公開」ということだ。国民の8割は積極的に開示すべき、という世論調査の結果が出ているが、患者らのプライバシー保護の観点から考えると、なかなか難しいところもある。テレビ討論会である国会議員が、「地域によっても事情が違うので、地域の首長さんの判断に任せても良いのではないか」という発言をしていたが、これは、国の責任逃れだ。私は、国から流れてくる情報は全て町民に知らせるつもりでいるが、それ以上でも以下でもない。今後、こうしたことも国においてしっかりした指針を策定すべきと思う。
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