町長の日記 5月8日号
メディアは今回の新型コロナウイルスの国の対応について、あれやこれやと喧しいが、何やら揚げ足取りのような論調も目立つ。いったい何が問題で、何をどうすれば良かったのか。この辺りで冷静に具体的に考え直してみることが必要ではないだろうか。
たとえば、ウイルス対策については国と地方とどちらが主導権をとるべきなのか。あるいは、国と地方の役割分担はどうあるべきなのだろうか。また、特措法上の法的拘束力を有しない様々な要請等はどの程度効果があったのだろうか。そして、何人かの知事が「自粛要請と補償はセット」と発言し、我々も何となくそうなのかと思ってしまっていたが、それは法的には正しい事だったのだろうか。東京都のように潤沢に資金がある自治体と財政的に余裕のない県とで「休業協力金」として支払われた額に差があることはおかしくないのだろうか。また、それを最終的に国が補填せよという主張は正しいのか。さらには、学校の休校について各市町村の判断にゆだねるとしているが、それで良いのだろうか。「休校」という大きな問題に対し、国あるいは県が責任をもって対処すべきではないのか。
まだまだ、いくらでも問題点が上がってきそうだが、いずれにしてもコロナの終息を最大の目標としながらも、今回の教訓を次に生かすよう、具体的な問題を一つ一つ洗い出し、次の事態には迅速な対応がはかられるよう、今から検討をしてゆくべきだろう。
たとえば、ウイルス対策については国と地方とどちらが主導権をとるべきなのか。あるいは、国と地方の役割分担はどうあるべきなのだろうか。また、特措法上の法的拘束力を有しない様々な要請等はどの程度効果があったのだろうか。そして、何人かの知事が「自粛要請と補償はセット」と発言し、我々も何となくそうなのかと思ってしまっていたが、それは法的には正しい事だったのだろうか。東京都のように潤沢に資金がある自治体と財政的に余裕のない県とで「休業協力金」として支払われた額に差があることはおかしくないのだろうか。また、それを最終的に国が補填せよという主張は正しいのか。さらには、学校の休校について各市町村の判断にゆだねるとしているが、それで良いのだろうか。「休校」という大きな問題に対し、国あるいは県が責任をもって対処すべきではないのか。
まだまだ、いくらでも問題点が上がってきそうだが、いずれにしてもコロナの終息を最大の目標としながらも、今回の教訓を次に生かすよう、具体的な問題を一つ一つ洗い出し、次の事態には迅速な対応がはかられるよう、今から検討をしてゆくべきだろう。
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