町長の日記 5月13日号
鳥獣害対策について猟友会の皆さんの献身的なご協力には、常日頃、心より感謝をしている。
昨年度、茂木町のイノシシの捕獲頭数は900頭を超えたが、それでも、農作物の被害は500万円以上になる。この被害額はあくまでも町に報告されている額であり、小さいものを積み上げれば1.5倍以上の被害になるのではとみている。「人と鳥獣との共生」とか「ジビエの利用促進」などと言うけれど、生活が懸かっている現場の農家にとっては死活問題であり、そうした言葉は心に響かないばかりか、抜本的な解決策にはなりえない。
ところで、昨年、養豚業者に大打撃を与え、本県でも大騒動となったいわゆる「豚コレラ」は、イノシシの移動により感染が拡大したと言われたが、新型コロナウイルス騒動で最近は全く報道もされなくなってしまった。いずれにしろ、「農作物被害」も「豚コレラ」も元凶はイノシシということで、全く困った生き物だ。人間の勝手な自然破壊や乱開発がイノシシにそうした行動をとらせているので、一概にイノシシを責めるのは間違いだという論もあるのは承知してはいるのだが…。
昨年度、茂木町のイノシシの捕獲頭数は900頭を超えたが、それでも、農作物の被害は500万円以上になる。この被害額はあくまでも町に報告されている額であり、小さいものを積み上げれば1.5倍以上の被害になるのではとみている。「人と鳥獣との共生」とか「ジビエの利用促進」などと言うけれど、生活が懸かっている現場の農家にとっては死活問題であり、そうした言葉は心に響かないばかりか、抜本的な解決策にはなりえない。
ところで、昨年、養豚業者に大打撃を与え、本県でも大騒動となったいわゆる「豚コレラ」は、イノシシの移動により感染が拡大したと言われたが、新型コロナウイルス騒動で最近は全く報道もされなくなってしまった。いずれにしろ、「農作物被害」も「豚コレラ」も元凶はイノシシということで、全く困った生き物だ。人間の勝手な自然破壊や乱開発がイノシシにそうした行動をとらせているので、一概にイノシシを責めるのは間違いだという論もあるのは承知してはいるのだが…。

わがもの顔で歩くイノシシ

箱わなによる鳥獣害対策
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