町長の日記 7月9日号
ふみの森もてぎ叢書2「精選 ふるさとの詩歌」を読んだ。前館長の関誠二氏の編集によるもので、「古事記」「万葉集」など遠い昔の歌から近代の文芸や歌謡に至るまで、日本の多様な詩歌の中から「ふるさと」に関する作品を選んで、一冊の本にまとめたものである。
関前館長は巻頭の言葉で「未来に向けてふるさとを見つめなおす機会につながれば・・・」と書いているが、私自身は読み進めていくうちに藤村・牧水・白秋・朔太郎・山頭火・中也・道造と、自らが少しだけ文学に熱中した若かりし頃にタイムスリップする思いであった。また、歌謡曲のコーナーで歌手・北原健二が昭和40年にリリースした「ふるさとのはなしをしよう」が出てきた時には、この歌が好きでよく口ずさんでいて私をかわいがってくれた叔父のことを思い出し、涙がこぼれ落ちそうになった。
この本を読んだ後、高校の頃に読み込んだ河出書房「日本文学全集 別巻2 現代詩歌集」を押し入れの段ボールの中から探し出し、夜になると一人書斎で読み返している。関前館長の「未来に向けて・・・」という訳にはいかず、過ぎ去った日々を思い返しノスタルジックになるばかりだが、私にとっては、ある意味、至福のひと時となっている。
関前館長は巻頭の言葉で「未来に向けてふるさとを見つめなおす機会につながれば・・・」と書いているが、私自身は読み進めていくうちに藤村・牧水・白秋・朔太郎・山頭火・中也・道造と、自らが少しだけ文学に熱中した若かりし頃にタイムスリップする思いであった。また、歌謡曲のコーナーで歌手・北原健二が昭和40年にリリースした「ふるさとのはなしをしよう」が出てきた時には、この歌が好きでよく口ずさんでいて私をかわいがってくれた叔父のことを思い出し、涙がこぼれ落ちそうになった。
この本を読んだ後、高校の頃に読み込んだ河出書房「日本文学全集 別巻2 現代詩歌集」を押し入れの段ボールの中から探し出し、夜になると一人書斎で読み返している。関前館長の「未来に向けて・・・」という訳にはいかず、過ぎ去った日々を思い返しノスタルジックになるばかりだが、私にとっては、ある意味、至福のひと時となっている。
「精選 ふるさとの詩歌」ふみの森もてぎにて1冊500円絶賛販売中!!
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459