町長の日記 9月4日号
農水省から驚きの結果が発表された。人口減少や高齢化により「コメの需要は年間10万トンずつ減る」と言われてきたが、「2019年7月から2020年6月は前年比22万トンの減であった」と言うのだ。農水省は、「主食用米の価格が3年ほど比較的高水準であったことが消費者の行動に影響を与えているのでは」と分析しているが、ほかからは高齢化や肉食への転換、昨秋の消費増税、そして新型コロナウイルスなど様々な要因が重なった結果だという指摘もある。
私は以前から言っているのだが、減反政策もその後の生産量を抑えてコメ価格を高値で維持しようという政策も無理があると思っている。結局は需要と供給の関係に任せざるを得ないのではないか。コメは日本人の主食として重要であることは理解する。しかし、パン、パスタ、ラーメン、そば、うどんなど日本人の食生活自体が多様化している。消費者の嗜好も変わってきているのだ。そこをしっかり押さえた上で政策を立てていかないと計画の破綻は目に見えている。この辺りですべてをゼロにして、国も生産者も、そして消費者もみんなで日本の主食であるコメ政策について考え直してみる時が来ていると思う。
私は以前から言っているのだが、減反政策もその後の生産量を抑えてコメ価格を高値で維持しようという政策も無理があると思っている。結局は需要と供給の関係に任せざるを得ないのではないか。コメは日本人の主食として重要であることは理解する。しかし、パン、パスタ、ラーメン、そば、うどんなど日本人の食生活自体が多様化している。消費者の嗜好も変わってきているのだ。そこをしっかり押さえた上で政策を立てていかないと計画の破綻は目に見えている。この辺りですべてをゼロにして、国も生産者も、そして消費者もみんなで日本の主食であるコメ政策について考え直してみる時が来ていると思う。
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