町長の日記 10月2日号
私は以前より、「ウィズコロナ」ではなく、「コロナ以前の世界に戻すことが重要だ」と言ってきたが、どうやら専門家や知識人の考えは違うらしい。最近、『「アフターコロナ」「コロナ禍後」に備えよう』という記事がやたら目に付く。内容を見ると一様にワクチンや治療薬が完成しても、私たちの生活は元には戻らないというのだ。自宅でのテレワークやワーケーションが進み会社には一週間に一度くらいの出勤で済むようになる、通勤地獄などという言葉はなくなる、首都圏のオフィスビルの需要も減る、ネットバンキングの利用増で窓口来客者が減り一部の銀行はすでに「お昼休業」となっているが、そのうち他の金融機関は勿論、農協も郵便局も役所までも「お昼休業」となるだろう、そして「DX(デジタルトランスフォーメーション)があらゆる分野で推し進められビジネスモデルや組織は大きく変革して行く」と結んでいる。本当かどうかはいずれにしろ、社会が大きく変化をし私たちも変わっていかざるを得ないと言うことだろう。しかし、誰もが誰も、そんなに簡単に変化についていけるものなのだろうか。
混沌としたコロナ禍の中で今は気づかないが、あとで振り返れば「2020年」という年は歴史上の大きな分岐点としてのちに語られるような重要な年となってくるのかも知れない。
混沌としたコロナ禍の中で今は気づかないが、あとで振り返れば「2020年」という年は歴史上の大きな分岐点としてのちに語られるような重要な年となってくるのかも知れない。
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