町長の日記 10月21日号
都道府県魅力度ランキングが話題となっているが、私としては住んでいる県民の満足度、幸福感などが考慮されていないランク付けなど余り気にする必要もないと思っている。「魅力度ランキング」ではなく、「遠くへ行きたいランキング」くらいのものだろう。
それよりも、「県民所得全国第3位」の方が問題なのではないか。というのは、多くの県民は「所得の高さ」を実感しているとは思えないからだ。県内上場企業や一部業種の正社員の所得は確かに上がっているかもしれない。しかし、多くの中小企業や小売店、農業者、非正規労働者にとっては「え、本当なの」と驚きでしかないだろう。視点を変えれば、県民所得が上がっているという事は所得格差が広がっているという事ではないのか。栃木県が格差社会に向かっているということではないのか。
今回の知事選では、こうしたことにも目を向けた政策論争をして欲しいと思う。
それよりも、「県民所得全国第3位」の方が問題なのではないか。というのは、多くの県民は「所得の高さ」を実感しているとは思えないからだ。県内上場企業や一部業種の正社員の所得は確かに上がっているかもしれない。しかし、多くの中小企業や小売店、農業者、非正規労働者にとっては「え、本当なの」と驚きでしかないだろう。視点を変えれば、県民所得が上がっているという事は所得格差が広がっているという事ではないのか。栃木県が格差社会に向かっているということではないのか。
今回の知事選では、こうしたことにも目を向けた政策論争をして欲しいと思う。
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