栃木県のアンテナショップが東京スカイツリーにある。ここは、県内特産品を販売しているだけでなく、栃木県の情報発信基地としても大きな役割を果たしている。
　このアンテナショップが、コロナ発生後、散々な状況となっていた。9月末時点での売り上げは前年比53％、スカイツリー内では撤退する店舗も出てきていた。
　しかしながら、8月に入り東京都の都民入場半額キャンペーン、国のGo toトラベルキャンペーン、栃木県「まるごといただきます事業」などが功を奏し、客足が徐々に回復し売り上げも前年を上回る日が出てくるようになった。
　こうした事から見ても、いつまでもコロナを恐れて活動を停滞させているのではなく、「ウィズコロナ」で経済を復活させていく方向に切り替えていかなければならないのは明白だ。
　茂木町でも県のアンテナショップには多くの商品を出しており、お世話になっている。今こそ、県と市町がしっかりとタッグを組んで、アンテナショップの再生と栃木県の発展の為に頑張っていかねばならない時だと思っている。