町長の日記 11月16日号
国の林政審議会に出席した。ここは、農林水産大臣の諮問を受けて国の森林・林業基本計画の策定などの重要事項について調査・審議する機関である。私は全国町村会の代表として委嘱されている。委員の数は20名。大学の教授から直接現場に携わっている方、地方行政職員、消費者団体代表など各方面からメンバーが集められていて、毎回活発な議論が交わされている。皆さん、しっかりとした持論をお持ちの方ばかりで、時折、議論が紛糾して座長さんは苦労しているが、聞いている方としては大変面白いし勉強にもなる。
今回、私は「林業の成長産業化という言葉があちこちに出てくるが、それはあくまでも手段であり、目的は山村の振興だということを忘れてはならないのではないか」と発言させて頂いた。
先日の日経新聞でブラジルの先住民の言葉として次のようなフレーズが載せられていた。「都市の人々は山を見ると材木が何本採れ、家がいくつ建つかと考える。我々は山に森の命の躍動を感じるのだ。」
良い言葉だと思う。人は自然の一部であり、人が居てこそ山村も林業も成り立つのである。
今回、私は「林業の成長産業化という言葉があちこちに出てくるが、それはあくまでも手段であり、目的は山村の振興だということを忘れてはならないのではないか」と発言させて頂いた。
先日の日経新聞でブラジルの先住民の言葉として次のようなフレーズが載せられていた。「都市の人々は山を見ると材木が何本採れ、家がいくつ建つかと考える。我々は山に森の命の躍動を感じるのだ。」
良い言葉だと思う。人は自然の一部であり、人が居てこそ山村も林業も成り立つのである。
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