町長の日記 2月18日号
ふみの森もてぎ企画展「茂木の文化財 建造物と彫刻」を見た。茂木町内には72件の指定文化財があるが、今回は建造物と彫刻23件の写真と実物の仏像が展示されている。
見ごたえのある企画展となっているが、私が特に感銘したのは、「茅葺(かやぶき)屋根の頃の桧山薬師堂を視察する町文化財保護審議員」の写真と「藤縄山安養寺の実物の御本尊」だ。桧山薬師堂は室町時代の建築様式といわれ、御本尊の薬師如来坐像は鎌倉末期の作と推定されている。写真は当時の審議委員の方々が藁葺屋根の薬師堂の修復を検討する為に視察に訪れた時のものと思われるが、文化財保護にかける熱い思いが伝わってくるような写真であった。安養寺の御本尊のうち観音・勢至の両脇侍二体が鎌倉時代の作とされているが、その前で思わず立ち止まって見入ってしまうほど、神々しさと言うか何というか、不思議な魅力を持つ像であった。今回、特別に貸し出してくださったと聞いているが、ご配慮に心から感謝したい。本当に良いものを見せて頂いた。
この企画展は3月28日まで、ふみの森もてぎの歴史資料展示室で行われている。
見ごたえのある企画展となっているが、私が特に感銘したのは、「茅葺(かやぶき)屋根の頃の桧山薬師堂を視察する町文化財保護審議員」の写真と「藤縄山安養寺の実物の御本尊」だ。桧山薬師堂は室町時代の建築様式といわれ、御本尊の薬師如来坐像は鎌倉末期の作と推定されている。写真は当時の審議委員の方々が藁葺屋根の薬師堂の修復を検討する為に視察に訪れた時のものと思われるが、文化財保護にかける熱い思いが伝わってくるような写真であった。安養寺の御本尊のうち観音・勢至の両脇侍二体が鎌倉時代の作とされているが、その前で思わず立ち止まって見入ってしまうほど、神々しさと言うか何というか、不思議な魅力を持つ像であった。今回、特別に貸し出してくださったと聞いているが、ご配慮に心から感謝したい。本当に良いものを見せて頂いた。
この企画展は3月28日まで、ふみの森もてぎの歴史資料展示室で行われている。

桧山薬師堂を視察する審議員さん

藤縄山安養寺のご本尊様(許可を得て撮影しています)
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459