町長の日記 3月12日号
東日本大震災の際にも、今回の新型コロナウイルスの際にも、緊急事態に備えた日本の法律がいかに未整備であるかを思い知らされた。それなのに、いまだ国会内で現実的で活発な議論がなされているとは思えない。今こそ政治家は批判を恐れず声を上げていくべきではないのか。
政治や行政に対し、もはや有事の際に「想定外」を言葉にすることは許されない、という世論が出来つつある。しかし、今、予見される「想定内」に対してさえも日本の法律は未整備であるのだ。また、どんなに準備はしていても「想定外」ということは、起きうると考えておかなければならない。
私権を制限することに対し戦前の苦い記憶があることは確かで、歴史の反省として忘れてはならないことではあるが、しかし、そのトラウマに縛られて、真に国民と国を守るための緊急事態に対する法の整備を怠って良いということにはならない。政治家には東日本大震災から10年を迎える節目の年に、あらためて有事に備えての法整備に正面から取り組む決意を示してもらいたい。
政治や行政に対し、もはや有事の際に「想定外」を言葉にすることは許されない、という世論が出来つつある。しかし、今、予見される「想定内」に対してさえも日本の法律は未整備であるのだ。また、どんなに準備はしていても「想定外」ということは、起きうると考えておかなければならない。
私権を制限することに対し戦前の苦い記憶があることは確かで、歴史の反省として忘れてはならないことではあるが、しかし、そのトラウマに縛られて、真に国民と国を守るための緊急事態に対する法の整備を怠って良いということにはならない。政治家には東日本大震災から10年を迎える節目の年に、あらためて有事に備えての法整備に正面から取り組む決意を示してもらいたい。
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