町長の日記 3月29日号
「天に祈りが通ずる」なんてことが本当にあるんだなと思った。昨日の聖火リレー。茂木町はSLの運行時間に合わせて午後2時22分のスタート。しかし、数日前からの天気予報では、この日は「お昼頃から雨となり夕方にかけて次第に激しさが増してくる」というもの。昨年から一年以上もかけてランナーも職員も関係者の皆さんも一生懸命準備してきたのに、この世に神も仏のいないのかと少し恨んだりしたものだ。それでも一縷(いちる)の望みをかけて、毎朝、神様に、仏様に、氏神様に手を合わせて、「リレーの時間帯だけでも雨を止めて下さい」とお願いをしてきた。
そして当日。午前中は曇天であったが、正午の時報と共にぽつりぽつりと雨が降ってきた。ゴールの道の駅付近では雨にもかかわらず多くの人々が集まってくれている。友人に出会うと、「やっぱり町長は雨男か」と揶揄(やゆ)された。「そうです。みんな私が悪いのです」と、やけ気味に言葉を返す。刻々とスタートの時間が迫ってきた。
と、その時、午後2時5分。雨が突然止んだのである。空も明るくなってきた。奇跡か。願いが天に通じたのか。神様はやっぱりいたのだと思った。そして午後2時22分。上新一区の踏切付近からリレーがスタートしたとの連絡が入る。茂木駅を出発したSLの汽笛が道の駅までも響いて聞こえてくる。ランナーとSLの並走に沿道のカメラマンが一斉にシャッターを切っている。歓声も上がる。そして最終ランナーは地元の久保庭美代子さん。オリンピック組織委員会の特別な配慮により50年前のオリンピックの時に聖火ランナーとして栃木路を快走したご主人の隆夫さんも走って頂いた。ゴールをして2人揃ってステージに登壇。隆夫さんは50年前のユニフォームを着て、当時のトーチを持って登壇してくれた。2人がトーチを掲げると会場のボルテージは最高潮。そばで見ていた私は思わず涙が出そうになった。神様、仏様、氏神様、本当にありがとうございます。ランナーをはじめとする関係者の皆さん、ご苦労様でした。応援に駆けつけてくれた皆さんにも感謝です。私は、心の中で何度も万歳、万歳と叫んだ。
そして当日。午前中は曇天であったが、正午の時報と共にぽつりぽつりと雨が降ってきた。ゴールの道の駅付近では雨にもかかわらず多くの人々が集まってくれている。友人に出会うと、「やっぱり町長は雨男か」と揶揄(やゆ)された。「そうです。みんな私が悪いのです」と、やけ気味に言葉を返す。刻々とスタートの時間が迫ってきた。
と、その時、午後2時5分。雨が突然止んだのである。空も明るくなってきた。奇跡か。願いが天に通じたのか。神様はやっぱりいたのだと思った。そして午後2時22分。上新一区の踏切付近からリレーがスタートしたとの連絡が入る。茂木駅を出発したSLの汽笛が道の駅までも響いて聞こえてくる。ランナーとSLの並走に沿道のカメラマンが一斉にシャッターを切っている。歓声も上がる。そして最終ランナーは地元の久保庭美代子さん。オリンピック組織委員会の特別な配慮により50年前のオリンピックの時に聖火ランナーとして栃木路を快走したご主人の隆夫さんも走って頂いた。ゴールをして2人揃ってステージに登壇。隆夫さんは50年前のユニフォームを着て、当時のトーチを持って登壇してくれた。2人がトーチを掲げると会場のボルテージは最高潮。そばで見ていた私は思わず涙が出そうになった。神様、仏様、氏神様、本当にありがとうございます。ランナーをはじめとする関係者の皆さん、ご苦労様でした。応援に駆けつけてくれた皆さんにも感謝です。私は、心の中で何度も万歳、万歳と叫んだ。
久保庭さんの軽やかな走り
直前までの雨が嘘のよう
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