町長の日記 4月16日号
帰宅してみると、家の中に端午の節句の「兜(かぶと)」が飾ってあった。我が家では庭がないので幟旗(のぼりばた)や鯉のぼりを立てることができない。そこで、長男が生まれたときに、妻の実家では家飾りの「兜」を買ってくれたのだ。あれから40年近くも経つのだが、その「兜」はいまだに当時の輝きを失っていない。ちなみに、初孫の誕生に大いに喜んだ妻の実家の父は、「鯉のぼりがなくては孫がかわいそうだ」ということで、結局、実家の庭に高い幟竿(のぼりざお)を立てて、大きな鯉のぼりを泳がせてくれた。本当にありがたく、うれしかった。その義父母も今はいない。こうして「兜」を出して飾ることは義父母の供養にもなるかなと思っている。
明日は隣の和菓子屋で「柏餅」を買って、「兜飾り」の前と「兜」を買ってくれた義父母の御前に上げたいと思う。
明日は隣の和菓子屋で「柏餅」を買って、「兜飾り」の前と「兜」を買ってくれた義父母の御前に上げたいと思う。

輝きを失わない兜
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