先日、新聞紙上に「全国の自治体の９８％が、６５歳以上で希望する方へのワクチン接種を７月中に完了できる見込みである」との記事が載っていた。どの自治体も１日も早いワクチン接種をという強い決意をもって臨んでいること、また各地域の医療関係者の方々の更なるご協力があったからだろうと思われる。
　一時はマスコミから「国の押し付けではないか」などという批判もあったが、菅総理の強い意向を受けて国も何としてもという強い思いで臨んだことが功を奏したと思われる。
　実は、私のところにも現場の調査もかねて国からご連絡を頂いたが、私自身はその時にはまだ接種が始まったばかりで「７月いっぱいで、というのは難しいのではないか」と回答した。ただ、「ワクチンの確保はできました。国民の命を守るためにも、1日も早いワクチン接種をお願いしたいのです。国も全力を挙げて支援してまいります。」との、国の職員の鬼気迫るような雰囲気の言葉を聞いたときには、思わず、「わかりました。何とか頑張ります。」と答えたのだ。
　茂木町でも何とか６５歳以上の希望する方へのワクチン接種が７月中に完了する見込みとなった。多くの関係者の皆さんのご努力とご協力のおかげだ。ちなみに、今日現在で、茂木町で予約をされた方の３７％が１回目の接種を完了したとの報告が上がってきている。