町長の日記 7月2日号
先日の下野新聞に「アウティング(=性的指向や性自認を本人の許可無く第三者などに話す行為) 理解浸透道半ば」という記事が載っていた。県の「人権に関する県民意識調査」によると「アウティング」について意味を知っていると回答した人は9,3%と極端に低く、一方、「カミングアウト(=性的指向などを自ら明かす)」は61,8%、「LGBT(レズビアンやゲイなど)」は48%が知っていると答えていて、一定程度、理解が浸透していることが示唆されたと記されていた。これらの言葉や行為は正しく理解しないと性的少数者の生き方や命を脅かしかねないこととなる。行政としてもあらためて理解の浸透に努める必要があると思った。
もう一つ思うことがある。これらの事柄の理解が深まらない要因として、「横文字」であることも関係しているのではないかと言う事だ。最近は行政用語として当たり前のように「横文字」が出てくるが、私はそのような傾向を如何なものかとみている。ダイバーシティー、クールジャパン、カーボンニュートラル、デジタルトランスフォーメーション、スマート農業、エビデンス、AI、ベンチマークetc。洪水のように後から後から出てくるのだが、私のような年配者には言葉の意味自体が理解できない。「アウティング」についても意識云々よりも言葉の意味が分からないという方が多いのではないかと思うのだ。何か良い日本語があればもっと理解が深まるのではないだろうか。
もう一つ思うことがある。これらの事柄の理解が深まらない要因として、「横文字」であることも関係しているのではないかと言う事だ。最近は行政用語として当たり前のように「横文字」が出てくるが、私はそのような傾向を如何なものかとみている。ダイバーシティー、クールジャパン、カーボンニュートラル、デジタルトランスフォーメーション、スマート農業、エビデンス、AI、ベンチマークetc。洪水のように後から後から出てくるのだが、私のような年配者には言葉の意味自体が理解できない。「アウティング」についても意識云々よりも言葉の意味が分からないという方が多いのではないかと思うのだ。何か良い日本語があればもっと理解が深まるのではないだろうか。
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