町長の日記 7月8日号
今月3日に熱海市で発生した土石流により犠牲となられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被災された多くの方々に対しお見舞いを申し上げます。
後の調査で、崩壊斜面の最上部の開発行為により盛り土された場所が起点となって土砂崩れが起きた可能性が高いことが分かってきました。熱海市によれば、10年ほど前、土地所有者であった開発業者から「宅地造成をしたい」という相談がありましたが、業者は許可を得ることなく樹木の伐採や土砂の搬入を行い、指導を受けていたといいます。また、土砂の中には産業廃棄物が混入していたことも判明しました。その後、業者からは開発の届け出は提出されず、土地は第三者に転売され、市でも内容の把握がなされないまま今日に至っていました。
実はこのようなケースは日本全国いたるところで起きていて、その度に市町村の担当職員が業者の指導に四苦八苦しているのです。そして、結局は業者の「やり得」のような形になってしまうのです。私は、こうした事件を防止するには、法による厳しい規制しかないと思っています。
政府に対し、二度とこのような災害が起こらないよう不適切な開発や悪徳業者による不法投棄・土砂の搬入を厳しく取り締まれるよう法の改正を強く望みます。
後の調査で、崩壊斜面の最上部の開発行為により盛り土された場所が起点となって土砂崩れが起きた可能性が高いことが分かってきました。熱海市によれば、10年ほど前、土地所有者であった開発業者から「宅地造成をしたい」という相談がありましたが、業者は許可を得ることなく樹木の伐採や土砂の搬入を行い、指導を受けていたといいます。また、土砂の中には産業廃棄物が混入していたことも判明しました。その後、業者からは開発の届け出は提出されず、土地は第三者に転売され、市でも内容の把握がなされないまま今日に至っていました。
実はこのようなケースは日本全国いたるところで起きていて、その度に市町村の担当職員が業者の指導に四苦八苦しているのです。そして、結局は業者の「やり得」のような形になってしまうのです。私は、こうした事件を防止するには、法による厳しい規制しかないと思っています。
政府に対し、二度とこのような災害が起こらないよう不適切な開発や悪徳業者による不法投棄・土砂の搬入を厳しく取り締まれるよう法の改正を強く望みます。
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459