町長の日記 8月20日号
日経新聞によると、高級ブドウ「シャインマスカット」をはじめとする日本発のブランド品種の海外流失が深刻さを増しているという。シャインマスカットについては、驚くべきことに、流出先の韓国の輸出量は日本の5倍超、中国国内での栽培面積は日本の40倍に及ぶほどだ。ブドウのほかにも30以上の品種が海外流通されていることが確認されている。静岡県のイチゴ「紅ほっぺ」や高級かんきつ「紅まどんな」などだ。
政府は登録品種の海外持ち出しを禁じる改正種苗法を4月に施行したが、いまも違反事案が絶えず実効性に課題が残る。「種」の保存と管理は国が責任をもってやるべき仕事だ。こんなことでは、政府が農業振興策として掲げる輸出戦略に大きな影を落とす。早急な対応を求めたい。また、栃木県においては、イチゴブランド「とちおとめ」や「とちあいか」などについて、実態を調査の上、海外流失防止のための対応をしっかりと図って欲しい。
政府は登録品種の海外持ち出しを禁じる改正種苗法を4月に施行したが、いまも違反事案が絶えず実効性に課題が残る。「種」の保存と管理は国が責任をもってやるべき仕事だ。こんなことでは、政府が農業振興策として掲げる輸出戦略に大きな影を落とす。早急な対応を求めたい。また、栃木県においては、イチゴブランド「とちおとめ」や「とちあいか」などについて、実態を調査の上、海外流失防止のための対応をしっかりと図って欲しい。
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