町長の日記 9月24日号
「日本の子どもの貧困率は13.5%、特にひとり親世帯では48.1%と深刻なレベルにある」と言う新聞記事を読んでショックを受けた。なんと、7人に1人の割合で貧困にあえぐ子どもがいるということではないか。また、ひとり親世帯は半分が貧困世帯となる。
以前、東大生の親の年収について、62%が950万円以上であるとの記事を読んだことがある。ということは、貧困は子どもの教育格差につながっているということではないかと思ったものだ(もちろん、本人の努力は当然だが)。親の所得の低さで塾や習い事に通えず、子どもたちが夢をあきらめ、また将来の選択肢を狭められることになっているのではないか。貧困が子供の健全な成長と教育の機会均等を阻害しているとしたら、そして貧困の割合がコロナ禍でさらに増えていくとしたなら、これは国家の一大事といってもよい。
総裁選は終盤に入り、ますます熱を帯びてきているが、「子どもの貧困」という問題についても大いに議論を重ねて欲しいものだ。
以前、東大生の親の年収について、62%が950万円以上であるとの記事を読んだことがある。ということは、貧困は子どもの教育格差につながっているということではないかと思ったものだ(もちろん、本人の努力は当然だが)。親の所得の低さで塾や習い事に通えず、子どもたちが夢をあきらめ、また将来の選択肢を狭められることになっているのではないか。貧困が子供の健全な成長と教育の機会均等を阻害しているとしたら、そして貧困の割合がコロナ禍でさらに増えていくとしたなら、これは国家の一大事といってもよい。
総裁選は終盤に入り、ますます熱を帯びてきているが、「子どもの貧困」という問題についても大いに議論を重ねて欲しいものだ。
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