町長の日記 11月4日号
今回の衆議院選挙での一番の謎は、報道各社の投票動向の事前調査だ。無作為抽出で電話での聞き取り調査を行っているようだが、それにしても、各社の予測の差が余りにも大きすぎる。かたや、「前職大苦戦」とあるのに、かたや「組織力を生かして優位に展開」などとあり、本当のところはどうなのか読者は戸惑うばかりだ。思い切って、新聞社の友人に尋ねてみると、「今回の選挙は、正直なところどちらが正しい予測なのか、我々にもわからない」ということであった。
それならば、記事にしない方が良いのではないか。
極め付けは、投票翌日と翌々日の某社の新聞。11月1日の1面には「自民大きく減らす 野党共闘一定の効果」、2面、3面には「野党 勢力増、共闘に手応え」「与党 議席減に動揺広がる」「自民首位も立民伸長」とあったのだが、11月2日の1面には「自民絶対的安定多数 立民14減」とあり、3面には「自民想定外の安定多数」「立民比例低迷で勢力後退」となっているのだ。1日の紙面は出口調査を基に予測で書いたもの、2日は票が確定した事実を書いたものだろうが、予測と現実がこれほど違っていた例はない。何よりも、この記事を読まされた読者はたまったものではない。こんないい加減な結果の調査ならやめた方が良いし、実施したとしても内部資料程度にとどめるべきだ。
ともかく、今後は報道各社、事前の調査についても、出口調査についても、その取扱いについて考え直した方が良い。
それならば、記事にしない方が良いのではないか。
極め付けは、投票翌日と翌々日の某社の新聞。11月1日の1面には「自民大きく減らす 野党共闘一定の効果」、2面、3面には「野党 勢力増、共闘に手応え」「与党 議席減に動揺広がる」「自民首位も立民伸長」とあったのだが、11月2日の1面には「自民絶対的安定多数 立民14減」とあり、3面には「自民想定外の安定多数」「立民比例低迷で勢力後退」となっているのだ。1日の紙面は出口調査を基に予測で書いたもの、2日は票が確定した事実を書いたものだろうが、予測と現実がこれほど違っていた例はない。何よりも、この記事を読まされた読者はたまったものではない。こんないい加減な結果の調査ならやめた方が良いし、実施したとしても内部資料程度にとどめるべきだ。
ともかく、今後は報道各社、事前の調査についても、出口調査についても、その取扱いについて考え直した方が良い。
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