町長の日記 1月21日号
衆議院小選挙区の「一票の格差是正」のための定数見直し、「10増10減」案が現実味を帯びてきた。人口比を反映したこの案によれば、東京、愛知などは議員定数が増え、和歌山、福島、新潟などが減ることになる。また、これにより区割りの変更も実施されるという。
こんなことが現実になれば、東京をはじめとする都市部への人口集中はさらに加速し、過疎地や条件不利地の声はますます政治に届きにくくなる。
今回の改正案には、与野党を問わず多くの国会議員が疑問を呈していると聞く。私は、現憲法を金科玉条(※)のように何が何でも守らなければならないと考えていることに問題があると思う。世界中どの国でも、時代時代に合わせて憲法は改正されている。日本のような国が稀なのだ。
ある新聞に、「法の下の平等と、地方の声も丁寧に拾い上げることのできる選挙制度と、どう折り合いをつけてゆくのか。しっかりと議論してもらいたい。」とあったが、その通りだと思う。
※金科玉条(きんかぎょくじょう)…非常に大切なきまり
こんなことが現実になれば、東京をはじめとする都市部への人口集中はさらに加速し、過疎地や条件不利地の声はますます政治に届きにくくなる。
今回の改正案には、与野党を問わず多くの国会議員が疑問を呈していると聞く。私は、現憲法を金科玉条(※)のように何が何でも守らなければならないと考えていることに問題があると思う。世界中どの国でも、時代時代に合わせて憲法は改正されている。日本のような国が稀なのだ。
ある新聞に、「法の下の平等と、地方の声も丁寧に拾い上げることのできる選挙制度と、どう折り合いをつけてゆくのか。しっかりと議論してもらいたい。」とあったが、その通りだと思う。
※金科玉条(きんかぎょくじょう)…非常に大切なきまり
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