町長の日記 5月19日号
以前にこの日記で「森林環境譲与税」について、配分の割合が人口割30%と言うのは見直すべきだと書いた。その一方で、森林を有する市町村でも森林整備や保全に使用されず、基金として積み立てているのも問題だとも指摘した。
しかし、その後よくよく考えてみれば、やはり配分の割合に問題があると思う。人口の多い都市部は、山も少なく、今必要としない資金なので将来の建築物のために積み立てをしておくという理由だ。一方で、山林は多いが人口が少ない自治体では思ったほどの配分金がなく、この程度の金額ならばとりあえずは基金に積み立てておくとしたところが多かった。
この税の目的は、まずは森林整備に資金を投入し、山林の荒廃に歯止めをかけるところにある。国産材需要の拡大はその後だ。したがって、まずは山林を多く所有する市町村に重点的に配分をし、今すぐにでも必要としている山林にお金を入れてもらうことが必要で、その為には配分割合の「私有林人工林面積50%、林業従事者20%、市町村人口30%」という比率は何としても見直さなければならない。
しかし、その後よくよく考えてみれば、やはり配分の割合に問題があると思う。人口の多い都市部は、山も少なく、今必要としない資金なので将来の建築物のために積み立てをしておくという理由だ。一方で、山林は多いが人口が少ない自治体では思ったほどの配分金がなく、この程度の金額ならばとりあえずは基金に積み立てておくとしたところが多かった。
この税の目的は、まずは森林整備に資金を投入し、山林の荒廃に歯止めをかけるところにある。国産材需要の拡大はその後だ。したがって、まずは山林を多く所有する市町村に重点的に配分をし、今すぐにでも必要としている山林にお金を入れてもらうことが必要で、その為には配分割合の「私有林人工林面積50%、林業従事者20%、市町村人口30%」という比率は何としても見直さなければならない。
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459