町長の日記 9月13日号
最近、道の駅もてぎの野菜売り場にブドウがたくさん並ぶようになった。ここ何年かでブドウを栽培する農家が増えてきたようだ。
そんなことを思っていたら、先日の農業新聞に「シャイン(マスカット)、初のブドウ首位、栽培面積は直近5年で倍以上と急拡大」という記事が載っていた。そして、増産が進む中でも価格も堅調なのだともいう。
確かに、甘くて、種が無く、皮ごと食べられるとあっては消費者に人気が出るのは当然だ。その上、価格が安定しているとなっては生産者も増えるはずだ。
その一方で心配な記事も載っていた。高級ブドウやイチゴの苗が海外に無断で持ち出され、その上商標登録までされて大きな損害になっているというのだ。すでにシャインマスカットの中国での栽培面積は日本の何倍にもなっているとのこと。種苗法の改正により海外への持ち出しが禁止されたのは昨年4月からで、我が国は農産物の知的財産の保護に余りにも鷹揚(おうよう)すぎたのかもしれない。今後、農産物の海外輸出を大きく伸ばし所得向上につなげるためには、このことに国も生産者ももっと神経をとがらせていかなければならないのではないか。
そんなことを思っていたら、先日の農業新聞に「シャイン(マスカット)、初のブドウ首位、栽培面積は直近5年で倍以上と急拡大」という記事が載っていた。そして、増産が進む中でも価格も堅調なのだともいう。
確かに、甘くて、種が無く、皮ごと食べられるとあっては消費者に人気が出るのは当然だ。その上、価格が安定しているとなっては生産者も増えるはずだ。
その一方で心配な記事も載っていた。高級ブドウやイチゴの苗が海外に無断で持ち出され、その上商標登録までされて大きな損害になっているというのだ。すでにシャインマスカットの中国での栽培面積は日本の何倍にもなっているとのこと。種苗法の改正により海外への持ち出しが禁止されたのは昨年4月からで、我が国は農産物の知的財産の保護に余りにも鷹揚(おうよう)すぎたのかもしれない。今後、農産物の海外輸出を大きく伸ばし所得向上につなげるためには、このことに国も生産者ももっと神経をとがらせていかなければならないのではないか。

道の駅もてぎに並ぶブドウ

シャインマスカットの栽培の様子
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