町長の日記 9月27日号
本日、安倍元総理の国葬が執り行われた。それにしても、この国葬がこれほどに国を二分させるような問題になろうとは、正直予想もしなかった。
私自身は、岸田総理の「東日本大震災からの復興、経済再生、日米関係の修復と世界を俯瞰(ふかん)した外交などの実績、そして憲政史上最長の8年8か月に及ぶ総理大臣在職期間においての多大な功績を勘案し、内閣府設置法に規定する『国の儀式』として国葬儀を行うことを閣議決定した。」と言う説明には一応は納得している。ただし、全く不可解なのは、「国葬」と決定しておきながら、国民にも県や市町村にも半旗の掲揚や黙とうなどの弔意を示す行為を求めないとしたとしたことだ。海外から多数要人が葬儀に出席し安倍元総理に弔意を示すというのに、国葬を決定した最高責任者の総理大臣が、当の日本国民には何も求めないというようなことがあってよいのだろうか。もちろん、強制はできないだろうが、何も求めず各々の判断に委ねるなどというのは単なる責任回避ではないのか。
国からも総理大臣からも「国葬」に対して何の通知もない地方の首長はみんな戸惑っていたはずだ。
町民からは「国葬に出席しないで欲しい」という意見が1件と「黙とうをしたいのだが、時間が解らないから教えて欲しい」という問い合わせが4件あった。町としては役場に半旗を掲げ、私は午前10時に町長室で黙とうを捧げた。「国葬」であるのだから当然だと思う。
私自身は、岸田総理の「東日本大震災からの復興、経済再生、日米関係の修復と世界を俯瞰(ふかん)した外交などの実績、そして憲政史上最長の8年8か月に及ぶ総理大臣在職期間においての多大な功績を勘案し、内閣府設置法に規定する『国の儀式』として国葬儀を行うことを閣議決定した。」と言う説明には一応は納得している。ただし、全く不可解なのは、「国葬」と決定しておきながら、国民にも県や市町村にも半旗の掲揚や黙とうなどの弔意を示す行為を求めないとしたとしたことだ。海外から多数要人が葬儀に出席し安倍元総理に弔意を示すというのに、国葬を決定した最高責任者の総理大臣が、当の日本国民には何も求めないというようなことがあってよいのだろうか。もちろん、強制はできないだろうが、何も求めず各々の判断に委ねるなどというのは単なる責任回避ではないのか。
国からも総理大臣からも「国葬」に対して何の通知もない地方の首長はみんな戸惑っていたはずだ。
町民からは「国葬に出席しないで欲しい」という意見が1件と「黙とうをしたいのだが、時間が解らないから教えて欲しい」という問い合わせが4件あった。町としては役場に半旗を掲げ、私は午前10時に町長室で黙とうを捧げた。「国葬」であるのだから当然だと思う。
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