町長の日記 10月31日号
立憲民主党の野田佳彦元総理の安倍晋三元総理の追悼演説文を読んだ。その中で、お互いを「仇のような政敵」としながらも、「国を背負う立場に立った者にしかわからない通じ合えるものがあった」と言っている。その上で、安倍元総理を「闘う政治家であり、気遣いの人でもあった」と尊敬の念を込めて、その人間性と政治家としての資質を高く評価している。それにしても、野党の政治家でありながら、敵対する政党の元党首に対しここまで尊崇の念をもって気持ちを込めて追悼の言葉を贈った政治家を私は知らない。野田氏は「もう一度、天下国家を腹蔵なく論じ合える日が来ることを待ち望んでいた」ようだが、それは私たち国民が望んでいたことでもあった。傑出した政治家が国会の場で堂々と持論を述べ、丁々発止とやり合うことのできる国にこそ真の民主主義が醸成されるのだと思う。
改めて故安倍元総理に深い哀悼の意を表するとともに、野田元総理の感動的な追悼演説に大きな拍手を送りたい。
改めて故安倍元総理に深い哀悼の意を表するとともに、野田元総理の感動的な追悼演説に大きな拍手を送りたい。
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