総務省の特定地域づくり事業協同組合制度を利用した「もてぎマルチワーク事業協同組合」が誕生した。この制度は人口急減地域において地域産業の担い手を確保するために創設されたものだ。国はこの組合に対し財政的、制度的支援を行うとしている。この制度を活用することで、組合は届け出により労働者派遣事業を行うことができ、また、この組合で働く者たちに安定的な雇用と一定の給与水準を確保した職場を作り出せる。
　茂木町で農業をやりたいが所得が不安定だと思っている方などには、「半農半X」を実現するためにはもってこいの制度だ。またスポット的な労働力を必要とする職場にとっても、ありがたい制度だと思う。
　今後、町としても、しっかりとPRをしながら事業推進に向けて進んでいきたいと思っている。