町長の日記 6月8日号
岸田総理が花粉症対策はわが国の社会問題であるとし、今後、積極的に取り組むと明言した。大いに歓迎したい。ただし、対策の一つとして「杉の伐採の加速化などの発生源対策」を上げているが、現状では難しいのではないかと思われる。その大きな理由の一つとして、著しい林業の担い手不足が挙げられる。国内の人工林は伐採期を迎えるものが過半数となっている。しかし、木材の需要は増えているものの、担い手不足のため、伐採や利用などの供給が追い付いていないのだ。このままでは、植え替えの加速化などは机上の空論となる可能性大である。
私は今こそ森林環境譲与税を利用すべきだと思う。その財源の一部として、令和6年度から森林環境税として国民一人あたり1,000円のご協力を頂くことになっている。この税を、今以上に林業の担い手対策や無花粉・少花粉杉への植え替え促進などに回すべきではないかと考えている。そのためには、今、必要としている現場に税がしっかりと配分されるよう見直しがなされなければならない。
私は今こそ森林環境譲与税を利用すべきだと思う。その財源の一部として、令和6年度から森林環境税として国民一人あたり1,000円のご協力を頂くことになっている。この税を、今以上に林業の担い手対策や無花粉・少花粉杉への植え替え促進などに回すべきではないかと考えている。そのためには、今、必要としている現場に税がしっかりと配分されるよう見直しがなされなければならない。
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