町長の日記 6月21日号
中山間地域等直接支払制度は、平成12年度から始まった条件不利地の農山村を守る為の国の政策である。この制度、一期5年で現在5期目になるのだが、この間、できるだけ集落が参加しやすい内容に要綱を変えながら、今年で24年目を迎えている。これだけ長く続いてきたのは、それだけ住民にも受け入れられてきた制度であるからだと言って良い。また、この制度のおかげで、農業従事者の高齢化による地方の農業の衰退をある程度遅らせる、あるいは新規の就農者を受け入れやすい環境を創出したと言えると思う。茂木町でも現在60以上の集落が参加しているが、この制度に対する期待は大きい。先日も参加団体の代表による総会が開催されたが、町としてもこの制度を上手く活用して中山間地域の農業・農村が少しでも前に進んでいけるよう頑張りたいと思う。
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