町長の日記 9月15日号
「一票の格差是正」ため、東京・埼玉・千葉・神奈川の首都圏から選出される代議士の数は、現在24%にも上るという新聞記事を読んだ。参議院でも、「格差是正」のため合区などという、二つの県を一つにした選挙区を創出し、有権者を全くシラケさせるような区割りを誕生させた。こんな事では地方の声はますます中央に届かなくなる。民主主義の基本は一票の格差是正だけにあるのではなく、国内であればどんな辺鄙な場所であれ、そこに住む国民の声がしっかりと政治・行政に反映される事にもある。最高裁判決は国民一人一人の票の重さの平準を図るという点では意味があるが、その一方で地方を衰退させ滅ぼしていくという弊害をもたらしたと言える。
アメリカではどんな小さな州でも2人の上院議員が権利として保障されていると聞く。日本でも、公職選挙法についても憲法についても見直すべき時に来ているのではないだろか。
アメリカではどんな小さな州でも2人の上院議員が権利として保障されていると聞く。日本でも、公職選挙法についても憲法についても見直すべき時に来ているのではないだろか。
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