先週の週末、モビリティーリゾートもてぎにおいて、世界最高峰の2輪レース「MotoGP」が開催され、3日間で7万人の観客を動員した。私も決勝が行われた日曜日に優勝者へのプレゼンターとして出席させていただいた。
　少し意外だったのは、「Moto２クラス」の優勝者がタイ人であったことだ。これまでは、南欧の選手が上位を独占していたからだ。関係者に尋ねてみると「今、タイやインドネシアではモータースポーツが大変な盛り上がりを見せていて（特に2輪車）、ホンダが若い選手の養成に力を入れている。将来は南欧の選手が主流であった2輪車のレースにも多くのアジア人が参加するようになるだろう」とのことであった。すでにタイでは世界基準のレース場もできていてビッグレースも開かれるようになっているようだ。
　「モビリティーリゾートもてぎ」も日本ばかりでなく世界中のファンに愛される、一度は来てみたいと思われるような施設になって欲しいと思っている。町としても、しっかりと応援していきたい。