町長の日記 10月11日号
秋田県美郷町で作業小屋にクマ3頭が侵入。何とか捕獲をしたが、戻ってきて人に危害を及ぼす恐れがあることを考慮し、クマを殺処分したというニュースが流れた。すると、秋田県と美郷町に全国から抗議の電話が殺到し、中には殺処分した者の名前を教えろと興奮して怒鳴る者もいたという。
私が思うに、こうした電話をしてくる方は、多分、クマの生息していない地域に住む方、また、クマだけでなく、イノシシやハクビシン、アライグマなどの被害を受けたことのない方なのではないだろうか。
今、中山間地域や山村地域に住む人々にとって鳥獣害は自らの生活を脅かす深刻な問題なのだ。茂木町でも、その対策に四苦八苦しているところだ。ましてや、クマとなれば生命の危険もあり得ることだ。そうした事情をよく知る地域の方の大多数は今回の処置を致し方のない事だと思っているだろう。
「人と野生動物の共生」という言葉は美しいが、現実はそう簡単に成しえるものではないことを多くの方に知っていただきたいと思う。
私が思うに、こうした電話をしてくる方は、多分、クマの生息していない地域に住む方、また、クマだけでなく、イノシシやハクビシン、アライグマなどの被害を受けたことのない方なのではないだろうか。
今、中山間地域や山村地域に住む人々にとって鳥獣害は自らの生活を脅かす深刻な問題なのだ。茂木町でも、その対策に四苦八苦しているところだ。ましてや、クマとなれば生命の危険もあり得ることだ。そうした事情をよく知る地域の方の大多数は今回の処置を致し方のない事だと思っているだろう。
「人と野生動物の共生」という言葉は美しいが、現実はそう簡単に成しえるものではないことを多くの方に知っていただきたいと思う。
お問合せ先
- 企画課 広報情報係
- TEL: 0285-63-5616
- FAX: 0285-63-0459