町長の日記 2月9日号
節分の豆まきが終わると、我が家では早速「しもつかれ」の準備にとりかかります。豆を入れた鍋をストーブの上にかけて、テレビを見ながらガラガラとかき回して炒りました。サケの頭は妻がきれいに洗って圧力鍋で煮ました。雪が積もった畑に埋めてあった大根は泥だらけになりながら私が掘り出しました。ニンジンと酒粕はスーパーで買い求めました。油揚げは近くのお豆腐屋さんに持ってきてもらいました。準備は整いました。決行は10日土曜日。総指揮官は妻。鬼おろしで大根とニンジンをすりおろすのは私の役目。埼玉に住む妹も、嫁に行った娘も「しもつかれ」作りのために帰ってきます。我が家の一大イベントです。
子どもの頃、大きな鉄鍋で大量の「しもつかれ」を作る母に、「大人はどうしてこんなものが美味いのか?」と尋ねた事があります。母は「お前も大人になればわかる」と、答えになっていないような答えを返してきたのですが、この年になってみると「なるほど」と思うのです。
子どもには評判はイマイチですが、栃木県の郷土料理ですから大切にしていきたいと思います。妻は母直伝の味を手帳に書き留めて忠実に守り抜いてきました。娘にも引き継いでほしいとひそかに思っています。
子どもの頃、大きな鉄鍋で大量の「しもつかれ」を作る母に、「大人はどうしてこんなものが美味いのか?」と尋ねた事があります。母は「お前も大人になればわかる」と、答えになっていないような答えを返してきたのですが、この年になってみると「なるほど」と思うのです。
子どもには評判はイマイチですが、栃木県の郷土料理ですから大切にしていきたいと思います。妻は母直伝の味を手帳に書き留めて忠実に守り抜いてきました。娘にも引き継いでほしいとひそかに思っています。
雪に埋もれてしまった大根
掘り出すのは私の役目
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