町長の日記 3月5日号
茂木町在住の中村強さんによる「西条八十の見た『青い山脈』」講演会に参加した。西条八十(やそ)作詞、服部良一作曲の「青い山脈」は戦後歌謡の代表作として今も歌い継がれている名曲だが、そのメロディーは、大阪梅田から京都に向かう列車の中で六甲の山々を眺めていた時、突然湧いてきたと服部自身が語っている。その一方で、西条八十が書いた詩の情景はどこであったのかという事は、本人も明らかにはしておらず、長い間、謎のままであった。
中村さんは、戦時中、西条八十の娘が嫁いだ先の義理の父母が、茂木町舘(たて)にある荒橿神社の社務所に疎開していて、そこに何度か八十自身が訪ねていることを突き止めた。そして、調査を続けるうちに、「青い山脈」は茂木町の城山から望む八溝山系や日光連山の山々ではないかと考え始めたのだ。
中村さんの話は、西条八十だけでなく、原作者の石坂洋次郎や服部良一の生涯や功績、そして「青い山脈」の歌詞の解釈論にまで及び、私も「なるほど、あり得る話だ」と納得させられるほどであった。
今、茂木町は「昭和」をテーマにまちづくりを進めようとしている。今回の「青い山脈」を契機として、さらに「昭和」を盛り上げられる町を進められればと思っている。
中村さんは、戦時中、西条八十の娘が嫁いだ先の義理の父母が、茂木町舘(たて)にある荒橿神社の社務所に疎開していて、そこに何度か八十自身が訪ねていることを突き止めた。そして、調査を続けるうちに、「青い山脈」は茂木町の城山から望む八溝山系や日光連山の山々ではないかと考え始めたのだ。
中村さんの話は、西条八十だけでなく、原作者の石坂洋次郎や服部良一の生涯や功績、そして「青い山脈」の歌詞の解釈論にまで及び、私も「なるほど、あり得る話だ」と納得させられるほどであった。
今、茂木町は「昭和」をテーマにまちづくりを進めようとしている。今回の「青い山脈」を契機として、さらに「昭和」を盛り上げられる町を進められればと思っている。
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