町長の日記 4月17日号
坂本農林水産大臣は衆議院農林水産委員会で、「生産費などを考慮した食料の価格形成を通じて持続的な食量供給が確保されることを目指す」と強調した。私はこの考えには大賛成なのだが、それでは具体的にどうするのかという案が示されない事には不満が募る。大臣は委員からの具体的な政策に対しての質問に、「価格はあくまで関係者間の交渉で決まる。費用の単純転嫁は考えていない」とまでは答えているが、その後の具体策については答えていないのだ。農水省も仕組みづくりについて、「まだまだ様々な意見があるところ」などと何やら悠長に構えているようにみえる。
しかし、何も決めずに時間をかけて議論ばかりしている余裕などあるのだろうか。儲かる農業、普通の生活ができる農業、かけた労力と生産費がお金になって戻ってくる農業、再生産可能な農業、一日も早くその具体策を示してあげないと、「農」に見切りを付ける人々がますます増えてきて、食料安全保障などまさに絵に描いた餅となってしまうのではないかと思う。
しかし、何も決めずに時間をかけて議論ばかりしている余裕などあるのだろうか。儲かる農業、普通の生活ができる農業、かけた労力と生産費がお金になって戻ってくる農業、再生産可能な農業、一日も早くその具体策を示してあげないと、「農」に見切りを付ける人々がますます増えてきて、食料安全保障などまさに絵に描いた餅となってしまうのではないかと思う。
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